誰でも借りれる街金
2018年11月08日 10時35分


お金をどこで借りる?

そうなるとどちらが金利が低いのかというと、それは銀行カードローンということになります。消費者金融会社のカードローンは金利が高いということですね。
ですので、銀行カードローンに融資の申し込みをしたらいいということになるのですが、ここに一つ問題があるのです。というのも銀行カードローンの審査基準が厳しいということなのです。これは銀行側が審査することですから、審査基準が高くてもそれはしょうがないのですが、審査基準が高いと借りることができる人と、借りることができない人ということになってしまいます。
銀行カードローンを借りることができる人というのは属性が高い人です。この属性というのは、信用度とかお金の借りやすさ、さらには返済能力を図る指標となるものです。この属性の高い人というのは、一般的には正規雇用されている人です。いうなれば正社員ですね。そして、属性が低いとなると、非正規雇用の人です。これはいわゆるパートアルバイトの人、派遣社員、契約社員の人です。
正規雇用と非正規雇用の人で属性が高低に分かれるのは、収入の多い少ないということもあるのですが、雇用が保証されているのかいないのかということに尽きます。正規雇用されている人は、言うまでもなく雇用が保証されているのです。終身雇用が崩壊したと言われて久しいのですが、企業が正社員を懲戒や同意なしで辞めさせることは難しいです。ですから、雇用が企業から保証されているということになりますし、臨めば定年まで勤めることができるのです。
いっぽうの非正規雇用の人は無期限に雇用が保証されているわけではありません。有期で雇用契約を企業と結ぶことになるのです。それは3ヵ月あるいは6ヵ月、さらには1年といった周期で更新時期がくるので、そのときに企業が雇用契約を更新してくれたらいいのですが、更新されなければそこでクビということになります。その決定権は企業側にあります。
そういったことで非正規雇用の人は雇用が保証されていない、すなわち収入が安定していないということになります。そうなると銀行カードローンの審査にも通りにくいということになるのです。銀行の審査基準が厳しいのは銀行のローンの原資が、口座開設者から預かった大切なお金ということが理由の一つです。そうなると、貸し倒れになるわけにはいきませんから、返済能力の高い人に優先的に銀行カードローンを貸し出すことになるのです。
できれば銀行カードローンのほうが金利が低いですから、誰でも借りたいと思うものです。しかし、銀行カードローンの審査が厳しいのは、さらに保証会社の審査も受けなければいけないのです。銀行と保証会社と平行して審査が行われるので、審査スピードには影響はないのですが、どうして保証会社の審査が必要なのかというと、それは銀行のリスク回避なのです。
というのも、銀行カードローンの利用者がもしも返済不能ということになると、残った債務の全額を保証会社が利用者に代わって銀行に返済します。そうなると銀行と利用者の関係は切れてしまいます。そこから、今度は改めて保証会社から利用者のために立て替えたお金の請求を、利用者側にするのです。そのときはすでに債務整理に入っている状況ですから、主に任意整理から交渉が始まることになるのです。その時点で利用者は金融事故を起こしたブラックということですね。
銀行カードローンからお金をすぐにでも借りたいのはヤマヤマなのですが、銀行カードローンにもデメリットがあるのです。それは、銀行カードローンは即日融資に対応していません。それはどういうことかというと、その日のうちにお金を借りたいと、銀行カードローンに融資の申し込みをしてもその日の間にお金を借りることはできないということです。
審査に時間がかかってしまうのには理由があって、それは、警察庁のデータベースへのアクセスが必要になったからです。不正融資を防止するために施策なのですが、カードローン申込者の情報を、警察庁のデータベースに照会します。その照会情報を得るのが当日中には無理で翌日以降になるのです。そのため物理的に、銀行カードローンは即日融資に対応していないということになるのです。これが、銀行カードローンのデメリットといえるでしょう。
ですから、即日融資をしてもらいたいなら、消費者金融会社のカードローンしかありません。お金が必要なのですから、消費者金融会社から借りたくないと言っている場合ではないのです。消費者金融会社のカードローンでしたら、警察庁のデータベースへのアクセスということもありません。したがって、即日融資に対応しているので、すぐにでもお金が欲しいという人には最適なカードローンです。
消費者金融会社の融資の申し込み方法も多彩です。店頭窓口でもいいですし、Webからの申し込みが今では一般的でしょう。そして、大手消費者金融会社であるアコムやプロミスといったカードローンは無人契約機が各地に設置されているので、24時間365日いつでも借り入れが可能なのです。
特にその日の22時までに手続きを完了させて審査に通れば、ローンカードが無人契約機から発行されて、すぐに最寄りのコンビニATMでキャッシングすることができます。こういったフットワークの軽さが消費者金融会社のカードローンのメリットであり、強みといっていいでしょう。

借りやすさは消費者金融会社のカードローン

そのため、消費者金融会社のカードローンに融資の申し込みをしたときに、審査が同じように行われ、信用情報機関に申込者の照会をしたときに、その申込者が直近で銀行カードローンの審査に落ちたという情報を照会するとその場で審査落ちとなるのです。
他のローンの審査に落ちたということは、同じような審査をするので審査に通すわけにはいかないということですね。これを申し込みブラックと呼んでいます。
審査に落ちたという情報が信用情報機関から消えるのは半年後ということですから、いたずらにカードローンの申し込みをしても審査落ちを繰り返すと延々と審査に通らないということになるので、半年は融資の申し込みをしないようにしなくてはいけません。
消費者金融会社のカードローンの審査は属性が低い人でも通り安くなっていますが、それでも属性が金融事故を起こしたブラックの人でしたら、審査に通ることはできません。これを融資ブラックというのですが、ブラックということは債務整理をしているということですから、そこから向こう5年あるいは10年はブラック状態となるのです。
アコムやプロミスといった大手消費者金融会社のカードローンは、消費者金融会社の中でも審査基準が厳しくなっています。ですから、延滞などの履歴のある人は消費者金融会社のカードローンの審査に通らないでしょう。

消費者金融会社には総量規制の問題が…

なので、属性の高いうちはできるだけ、銀行カードローンからお金を借りるようにしたほうがいいのです。総量規制というのは法律ですから、それ以上借りることは絶対にできません。違反すると消費者金融会社のほうが営業停止になるでしょう。したがって、そういった点では審査は厳しくなる傾向にあるようです。
総量規制にかかるくらいになるのは、複数の債務がある場合が多いです。返済が厳しくなってきますから、そのまえにできるだけ複数の債務を一本化しておいたほうがいいです。そのために多くの消費者金融会社ではおまとめローンを用意しています。
総量規制にかかるくらいなのに、おまとめローンを借りることができないと思う人は多いでしょう。しかし、総量規制というのは、使途自由のフリーローンのみ対象となります。カードローンももちろん対象です。反対に対象外となるローンがあり、それが目的ローンとなるのです。おまとめローンも目的ローンですから、借りることができるのです。
他に目的ローンといえば、マイカーローンや教育ローン、不動産担保ローンなどがあります。なんでも目的化したらいいということになります。もっとも、おまとめローンはその金額を借りるために審査に通らなければいけないので、高額融資となるため、それなりに属性の高さが求められるのです。それでも、多重債務になる前の複数の債務で済んでいる状態のときに、できるだけおまとめローンで複数の債務の一本化をしておいたほうがいいでしょう。

誰でも借りれる街金

そういったときはどうしたらいいのかというと、消費者金融会社というのは国内に2,000社近くあるのですが、アコムやプロミスといった大手消費者金融会社は数社しかありません。他のほとんどの消費者金融会社が中小消費者金融会社、さらに小規模な街金となるのです。
属性が低くなってくると大手では借りることができなくて、中小消費者金融会社に融資の申し込みをするようになります。中小消費者金融会社でしたら、ある程度属性が低くても借りることができるのですが、多重債務に陥っている人でしたら厳しいでしょう。
もっとも中小消費者金融会社でも、信用情報機関に照会しない独自審査をしているところもあるので、延滞履歴があるとか多重債務者、さらにはブラックといった人も、ネットの口コミサイトでは、融資を受けることができたという投稿もあるのです。
これは独自審査が現在の属性のみで審査を行っているためです。電話による在籍確認と収入証明書などが提出できれば審査に通るというものです。もっともブラックの人が必ずお金を借りることができるというわけではありません。街金の場合はさらに審査が緩くなっているので、お金が借りやすいでしょう。

街金で借りる

ある程度属性が低くても信用情報機関に通さない独自審査を行うことが多く、融資を受けやすいです。また、総量規制の問題もあるので、融資金額は多くても10万円程度となることが多く、それ以上借りることはできないと考えたほうがいいでしょう。
それでも街金は借りやすいでの、ここぞというときに頼りになる貸金業者なのです。

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