1. 大阪の街金事情ってどうなってるの？
2. ブラックでもどんとこいなんて街金があるの？
3. 大阪の街金は金利が高い？
4. 街金で借りることで気をつけたい点
5. 大阪の街金で借りるのは正解？

 

大阪の街金事情ってどうなってるの？

まずは街金についてですが、街金は消費者金融会社になります。街金という言葉から、街中のこじんまりとした金融会社を想像することができます。

前述したように街金は、消費者金融会社です。消費者金融会社といってもアイフルやアコム、それにプロミスといった全国に店舗があり、無人契約機も津々浦々に設置している大手消費者金融会社もあれば、その次に位置するのが中小消費者金融会社です。街金はさらに、小規模な消費者金融会社という位置づけになります。

一般的に、大手消費者金融会社の主力金融商品であるカードローンがもっとも使い勝手がいいでしょう。 全国に店舗があること、そしてカードローンで発行されるローンカードは、全国の銀行ATMやコンビニATMで利用できますし、大手消費者金融会社が設置する無人契約機のATMで入出金が可能となっているのです。

ローンカードは、クレジットカードのキャッシングと同様の機能を持っていて、さらに使い勝手を向上させているといってもいいです。
 

クレジットカードのキャッシング機能のほうが使い勝手がいいのでは？

ここで、クレジットカードのキャッシング機能について説明しておきます。わざわざカードローンのローンカードを使わなくても、クレジットカードのキャッシング機能を利用すればいいのでは？ そういった風に考える人も多いと思います。

確かに、カードローンに申し込んで審査を受けて、ローンカードをもらって借入れをするよりも、 クレジットカードのキャッシング機能を利用したほうが、遙かに手間がかからないでしょう。 クレジットカードは、今では誰でももっているといっても過言ではないくらいに普及しています。

今では、成人男女は平均で3枚のクレジットカードを持っているそうです。クレジットカードに利用限度額があるのですが、1枚について50万円のキャッシングができると考えると、3枚あれば最高で、150万円までの借入れができる計算になります。しかし、ここまでする人はいないでしょう。

クレジットカードの利用可能限度額というのは、キャッシングだけではなくショッピングの利用可能限度額でもあるのです。それにクレジットカードの利用は、ショッピングのほうが圧倒的に多いのが実情なのです。

それでは、クレジットカードにキャッシング機能がついているのは？と聞かれると、それはやはり利用する人もいるという答えになってしまいます。 使い方としては、緊急時のキャッシングという側面が多いでしょう。しかし、そのような利用の仕方であればこそ、カードローンのほうが使い勝手が良いということになります。

というのも、クレジットカードのキャッシング機能は、かなり金利を高く設定しています。金利の低いことで、名高い銀行カードローンよりも銀行系のクレジットカード会社が発行している クレジットカードのキャッシングの金利のほうが、遙かに高い設定となっているのです。これは、消費者金融会社のカードローンの金利と、同等と考えてもいいかもしれません。

ですから、新たにカードローンの融資の申込みをするまでもないという人が、ちょっとしたお金が必要なときに緊急的な措置として利用するのが、 クレジットカードのキャッシング機能と言ってもいいでしょう。以上のことから、クレジットカードのキャッシング機能を日常的に使う機会の多い人は、カードローンのキャッシングを利用したほうがいいでしょう。

クレジットカードのキャッシングだから、借りすぎることはないだろうという人もいると思いますが、任意整理や債務整理を経て、ブラック状態になるという人の多くは、カードローンで破綻するというよりも クレジットカードでのキャッシングなどの借入れのしすぎで、カード破綻する人なのです。

多くの人は借金で身を崩すのは、消費者金融会社のカードローンでの融資の受けすぎといったイメージが強いと思います。 借金というと、消費者金融会社がすぐに悪者のイメージになってしまうのですが、 クレジットカードもそれにひけを取らないと言えそうです。いずれにしても、クレジットカードだからと甘くみないで、 キャッシングする際には、気をつけたほうがいいでしょう。
 

大阪の街金事情

クレジットカードの話が長引いてしまいましたが、大阪の街金事情についてです。大小様々な消費者金融会社が、大阪にはあります。もちろん、大手や中小といった消費者金融会社もありますから、消費者金融会社の数では、東京に次いで多いと言ってもいいでしょう。あるいは、東京をしのいで全国ナンバーワンの店舗数になってるかもしれません。

お金は天下の回り物ですから、西日本随一の経済圏を有する大阪では古くから貸金業が盛んでした。そのまま業容を大きくしていって、大手消費者金融会社となったところもありますし、 地元に根付いて勝手知ったる街中で小さな金融業を営んでいる街金も少なくないのです。

街金はある意味、質屋と同じような意味で取られることもあります。質屋も言うなれば、貸金業者です。質屋が街金になったという話も、枚挙にいとまがありません。

大阪の街金には、スピリッツやフジクレジット、株式会社スペース、アルク、フクホー、 パートナーズ株式会社、リース株式会社などが街金の中でも有名です。すでに街金ではなく、中小消費者金融会社と呼べるほどに、業容を拡大している街金も存在しているのです。
 
 

ブラックでもどんとこいなんて街金があるの？

大阪というイメージが、どことなくユーモアがあってちょっとしたことなどは許してくれそうな感じがします。大阪に行ったらなんとかなるかも？といった多重債務者も少なくないようです。

実際にネットを検索してみると、「街金　ブラック　大阪」などのキーワードでも、沢山の街金が検索にひっかかるようです。しかし、ブラックの人にわざわざ進んで融資をしてくれるわけはありません。そもそもブラックの人はお金を借りることはできないのでは？そういった意見も多そうです。

世間一般的には、ブラックというのはお金を借りることはできないというように言われています。それは確かに間違いないのですが、かといってそれが法律で定められているのかというと、必ずしもそうではないのです。というよりも、ブラックの人にお金を貸してはいけないという法律はありませんし、そのような項目もないのです。言うなればこれは、業界の中で定められた、暗黙の了解事項と考えていいでしょう。
 

ブラックという定義はなに？

知っているようで知らないのが、ブラックの定義です。自己破産した人を、ブラックというのでは？滞納を繰り返すと、ブラックになるのでは？どちらも正解なのですが、自己破産したら間違いなくブラックです。そして、滞納を繰り返すとブラック…というわけでは必ずしもありません。滞納しても、返済していればブラックにはならないのです。

ブラックというのは、銀行などの金融機関並びに、消費者金融会社などの貸金業者が加盟する信用情報機関で、 金融事故を起こしたとして記録されている人のことです。金融事故というと、並々ならないものを感じますが、信用情報機関に記録されているので、 加盟している金融機関あるいは貸金業者から照会を受けると、金融事故を起こしている情報が知られてしまうことになります。

先述した、滞納してもなんとか返済している状況でしたら、金融事故とまではいかないかもしれません。それでも信用情報機関には、入出金に関するあらゆる情報が蓄積されているので、 滞納したという事実も必ず記録されているのです。それを照会情報から得た金融機関、あるいは貸金業者などは滞納をしている人に、 融資をするわけにはいかないということで、審査落ちすることが多いのです。

一般的には、滞納を繰り返して返済不能となり、金融機関あるいは貸金業者が、裁判所に訴訟を起こすことがブラック化の第一歩とされています。そこから任意整理などの調停に入ること、さらには自己破産に至ることもありますが、いずれの場合も、ブラック確定ということになってしまうのです。
 

ブラックでも借りることができる？

ブラック状態になった人は、融資を受けた際に結んだ融資に関する契約を破ったことになります。自己破産となると借金の帳消しですから、金融機関や貸金業者といった債権者に多大な迷惑をかけたことになります。

それでは、任意整理は借金を返済していくのだから、迷惑をかけていないのでは？という意見もあるでしょう。しかし、任意整理も債務者を救済するためのものです。 通常返済をするよりも、低い金利で返済することになりますし、一部の借金を帳消しにすることも中にはあるようです。ですから、任意整理にしても、自己破産よりはマシでも、債権者にとっては大きな痛手となるのです。

もっとも、それでも自己破産と比べても多少でも返済してくれるのですから、任意整理のほうが債権者にとってはマシといえます。自己破産になるくらい追い詰めるよりも、債権者にとっては任意整理で事態を収集する道を選んでいるというのが、正解と言えるでしょう。

ということで、ブラックでも借りることができるのかということになりますが、街金業者の中には、信用情報機関に加盟していない業者も存在しています。 そうなると独自審査によって融資を決めるのですが、その際に申込者がブラックかどうかわからずに、融資を決める場合もあるでしょう。ですからネットでは、ブラックOKの街金業者としての有名になってしまうということですね。
 
 

大阪の街金は金利が高い？

お金を借りるには、元金の返済プラス利息を添えて返済しなくてはいけません。借入れの際のルールですから当然のことなのですが、その利息をはじき出すのが金利なのです。

金利が高くなるほど利息が高くなりますから、返済は厳しいものとなります。この金利が低いのが、ご存知のように銀行カードローンです。そして、次に金利が低いのが、大手消費者金融会社のカードローンということになります。そして中小消費者金融会社、さらには街金と続いていくのです。この順番になると、街金がもっとも金利が高いということになります。

そもそも、金利というのはどのように決められているのでしょうか。まず、金利は無制限に決められるものではありません。利息制限法や貸金業法などで、金利の上限が決まっているのです。かつては、この二つの法律の上限金利の設定が違っていました。いわゆる、グレーゾーン金利と言われて金利の抜け道になっていたのです。現在は統一されて、上限金利は20％となっています。

大手消費者金融会社のカードローンの上限金利の設定は、20％よりも低い15％程度にしているところが多いです。中小消費者金融会社なども、18％から20％に設定しています。そして街金などは、その多くが上限金利20％を設定しているのです。

一般的に金利設定も、数％から20％まで幅があるのが普通です。その金融機関あるいは、貸金業者の設定する数％というもっとも低い金利は、融資可能限度額となる、もっとも高額な融資額に設定されるものです。ですから、金利設定が8％から18％とあった場合は、8％の金利はその金融機関あるいは、 貸金業者が貸し出す最高額が300万円でしたら、300万円を融資した場合の金利が8％ということです。

一般的に多いほうの金利は、多くの金融機関や貸金業者などが設定する、 最低融資額から50万円くらいまでが、最高の金利を設定している事が多いのです。
 

金利が高くて当然？

大阪の街金は金利が高いとなっていますが、それは街金である以上当然と言えるでしょう。大手消費者金融会社のように、抜群の集客力があるわけではありません。実はその集客力も、莫大にCM料は広告宣伝費の成せる技なのです。街金にそういった体力はありませんし、インターネットのホームページを持たないといった街金も存在しているのです。

利用者にとって借りやすい消費者金融会社となると、大手消費者金融会社よりも街金でしょう。申し込みをして、ほぼ100％審査に通る街金があると、口コミでは評判になりますが、それも限度があると考えていいです。

街金で数百万円の融資を受けることはほぼ不可能です。百万円でも難しいでしょう。多くて50万円といったところが多いのが、実情です。それに対しての金利は、最高金利の20％になることが多くなるのです。

実はこのくらいの少額融資になると、大手消費者金融会社は別格として、 中小消費者金融会社と街金の金利設定はいい勝負になりそうです。利息制限法や貸金業法で、決められている上限金利を遵守しているのですから、街金が高金利で嫌なら、大手消費者金融会社からの融資を受けたらいいのですが、その審査に通らないから、街金からお金を借りるということになるのです。
 
 

街金で借りることで気をつけたい点

まずは、街金で借りるということがリスクになるということです。その土地に住んでいて、昔からある街金業者が顔なじみで、ちょっとしたことでお金を借りるという人も中にはいるかもしれません。もっとも、街金という消費者金融会社は、そのような小規模なところから始まっているのです。それは現在も、そのような経営を続けている街金も多いでしょう。

インターネットサイトなどを用意していない街金が多いことからも、全国展開を意図していないこともわかります。また、ホームページを作っても、WEBでの申し込みを受け付けることはありませんし、 融資の申込みの電話が全国から届いても、対応ができないでしょう。

一般的に全国対応ができる消費者金融会社は、中小消費者金融会社までと考えていいでしょう。中には、全国対応をする街金と表現しているところもありますが、 それでは、街金の定義から外れていると言わざるを得ません。

街金で借りることの利点というのは、審査の通りやすさです。担当者がそのまま街金の社長ということも珍しくありませんし、来店が基本で申込み書を一瞥しただけで、融資決定という場合もあります。在籍確認をする場合もありますし、しない場合もあるようです。

しかし、即決融資は連絡が取れること、定住している住所があることが基本となります。債務整理中の人でも融資可能とされていいますが、信用情報機関に加盟していなければ、それを知る術がないので、融資可能となる場合が多いようです。 そうなると、ブラックOK融資ということになります。

加えて、多重債務など借入件数も基本的にノーチェックとなるので、不問ということで審査に通ることが多くなりそうです。というよりもブラックOKということで、多重債務者であってもブラックではないのですから、 ブラックよりも融資を受ける可能性は高くなりそうです。
 

おまとめローンなどは対応できないかも

街金は多くても、100万円の融資が限度くらいに考えたほうがいいでしょう。それ以上融資ができるところは、街金ではなく中小消費者金融会社となる場合が多いです。

そのため、多重債務者のためのおまとめローンということに関しては、街金では力不足というか、融資可能額自体が少ないので、おまとめローンには向いていません。それでも、この月の返済をどうしてもクリアしたいという場合、街金は大きな力となってくれるでしょう。

しかし、借金の返済に借金をするということは、いたずらに返済額を増やすことになるのでおすすめはできません。ですが、この月をなんとしても乗り切れば来月はなんとかなるという場合であれば、当然ですがその限りではないのです。
 
 

大阪の街金で借りるのは正解？

お金がどうしても必要で、銀行はもちろん大手消費者金融会社から融資の申込みを断られているということでしたら、恐らく申し込みを繰り返しているということで、 申し込みブラックになっていることでしょう。

そのような状態になっていると、信用情報機関に照会されて、他社の審査に落ちているということで、 ほとんどの消費者金融会社や銀行で審査に通ることはありません。銀行系カードローンの審査は特に厳しく、他社の審査で落ちているということは、何かしらの問題があるということで、審査に通ることはないのです。

お金が必要な場面というのはたくさんあります。急遽お金が必要になるというのは、必要経費である場合がほとんどなのですが、中には娯楽でお金が必要といった場合もあるでしょう。 中には、急に婚活パーティに出ることになって、お金が必要だから融資を受けたいという人もいるようです。そのような場合は、少額融資ということになりますから、街金などでも借りやすいでしょう。

反対に数万円の借入れということであれば、銀行や大手消費者金融会社はもちろん融資に応じてくれません。中小消費者金融会社あるいは街金などが、少額融資に対応してくれているのです。

融資希望額というのは人によってまちまちです。数万円しか必要ないのに、10万円あるいは20万円の融資希望を出す人もいます。最少融資額の問題もあるのですが、借金も余裕を持って借りるよりも、必要な分だけを借りるようにするほうがいいでしょう。そういった場合は必要な分だけ借りることができる、大阪の街金業者のほうが、大手や中小消費者金融会社のカードローンよりも、使い勝手が良いということになります。
 

大阪の街金と懇意になっておくメリット

お金を借りたら返済するのがルールです。それができなくなると、ブラックまで行き着くことになります。

きちんと返済していくことで、大阪の街金とも良好な関係が築けることでしょう。そうなると、必要なときに追加融資も受けることができるようになります。 少なくとも審査落ちになることはありません。 他社借入れなどは不問にしている街金が多いので、ちょっとしたことでもすぐに用立てしてくれる便利さは、他の消費者金融会社にないものがあります。

大阪でも梅田に街金業者が多いようですし、堺などは昔から街金業者が乱立しているところです。多くの労働者が集う街ですから、属性の低い人でも、融資を続けてきた実績のある大阪の街金業者です。大阪以外の人でも融資を受けたいと思ったら、大阪まで足を運ぶのが基本となりますが、期待を裏切らない融資を勝ち取ることができるでしょう。