2017年06月21日 16時43分

街金の横に法律事務所。よくある風景ですが、実際にはそういうことです。
 
 

街金のオヤジと弁護士

街金は中小消費者金融と言われる分野で、融資OKの審査基準を大幅に下げています。
ですから、ブラックにも融資を積極的に行うことで、大手消費者金融の審査落ちの方にとっては、最後の砦となっています。
しかし、ブラックリストでも、街金では貸金ができないとなると、債務整理しか方法はありません。

街金でも個人信用情報機関の照会をしますが、あなたの特定情報で申込ブラックになっていますねと、現状の情報開示をしてくれる場合もあります。
それは嬉しいのですが、だから現状では今回はお貸しできませんと言われてしまう場合があります。
その時に素直に帰ってくださいではなく、債務整理をしますから、弁護士に相談に行ってくださいという街金オヤジはよい人です。
丁寧に連絡先まで教えてくれる人もいますが、それが近所の法律事務所なら、つるんでいるのかい？と思ってしまうのですが、親切心としてはまともです。

法律に則った正規営業の街金にとっては、法律を犯してまで商売はしません。
ましてや返済不能と考えられる方にとっては、街金以外には債務整理しかない、まともな判断です。
 

インターネットにはない対応

街金でも来店をしなくてはならない場合は、詳しい説明をしてくれる場合も少なくありません。
どう見ても極悪ブラックリストだとしても、なんとか借り入れをしたいお客様には尽力してくれます。
普通のキャッシングは無理だけど、まとめローンなら対応とか、借入先が◯◯ならこうしたらよいと言うように、うまく行くよう提案もしてくれます。

これも対面与信のメリットで、審査以上の悩み相談ができるのも街金の良さです。
断られてうなだれる個人事業主に対して、法律的なアドバイスを講じたり、債務整理にしても方法窓教えてくれるオヤジもいるようです。
街金では、申し込みに来る一人ひとりの人生に対して、真摯に向き合う、そうした金融業者も存在していますが、全てが融資OKではないということです。
 

ブラックリストを自覚

街金に来て、自分がお金を借りられない現状を目の当たりにしたと言う方もいます。ブラックになるのは返済能力のなさが原因です。
審査方法はどうであれ、このままではダメだと人生をやり直したいと感じる方のいますが、街金ではそうした方に応援してくれる場合もあります。

総量規制限度額があり、返済能力が街金基準で認められることで、多重債務だけど、なんとか借りられたという方もいます。
この臨機応変さも街金の特徴です。理由はどうあれ、完済意思表示が、街金でのキャッシングを成功させることもあります。
どうしようもない時には、債務整理もありきでのチャレンジ精神も必要なこともあり、街金で債務整理を勧めるのなら従うしかないのです。